なんかめちゃくちゃ間が空いてしまった。
飛び道具の人類史: 火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで
スリングからロケットまでの飛び道具に関する話を中国やヨーロッパとかの場所に限らずに紹介している。ただ、紹介しているだけという話であまり突っ込んだ話はしていないという感じ。例えば、中世ヨーロッパにおける攻城兵器や火器の誕生や火薬の進化、またそれらの運用方法とかまでいくと『火器の誕生とヨーロッパの戦争』とかが詳しく、また、ロケットの話なんかもより突っ込んで書いている本はいくらでもあるだろう。
適当に読んで適当に読み捨てるのにいい本という感じ。とりあえず、スリングは作ってソフトテニスボールあたりを放り投げたりしてみたい。
人間はどこまで耐えられるのか
めちゃくちゃ面白かった。特に高山病周りの話や潜水病周りの19世紀や20世紀の何もわかってなかった時代に実際に身をもって実験した人たちのエピソードがすさまじい。19世紀に高山病の存在が知られてなかった時代に気球で1万メートルまで上昇し、命からがら生還した話やダイバーの減圧症の原因を調べるために実験室のヤギで実験したのち、自身の身体で減圧症が起こらない条件をチェックした生理学者の話などはかなりいい。
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON OFFICIAL ART WORKS
アーマードコア6の公式設定画集。以前読んだ『ARMORED CORE DESIGNS 4 & for Answer』に比べるとステージの設定に関するページがめちゃくちゃ多くなっており、本の半分ぐらいはステージの設定に関するページになっている。実際、アーマードコア6はロボット自体よりもステージのメガストラクチャーとそれにリアリティーを与えるための偏執的と言っていいほどのステージのディテールが魅力的なゲームだった。
逆に機体自体のデザインはどちらかというと過去作のオマージュ的な要素が強いことをこの画集を読んで実感する。ベイラムは過去作のクレストの機体にそっくりだし、アーキバスの機体もミラージュをブラッシュアップしたデザインという感じ。4、fAは企業ごとに全く異なる機体デザインをコジマ粒子を制御するための整波装置という共通ディテールを加えることでまとめていたが、今作はそういうのもないので、勢力毎の機体はそれぞれ全く別系統のデザインという感じが画稿ではさらに強まる。
まあけど、こういう画集を見るのは大好きなので、10月に出る戦闘妖精雪風のやつも楽しみ。
ミライライフライ
北京に住む大学生が大学を退学した学生をテーマにドキュメンタリーという漫画。話の筋自体も面白いが、何よりも中国の学生生活というのも描かれているのがかなり魅力的。ちなみに主人公が通う大学は北清大学で北京大学と清華大学を組み合わせた名前らしく、こういうのはどこの国でも共通なんやなと思った。
エイリアンロムルス
やっぱりホラー苦手なので、ジャンプスケア要素のあるやかましい映画を観るのが本当に向かない。